女性も喜ぶシャルトリューズのバーでの飲み方と注文の仕方

シャルトリューズ (Chartreuse) はバーに行く人には広く知られているリキュールですが、バーに行かない人にとっては聞いた事がないお酒だと思います。シャルトリューズはブランデーベースの薬草のリキュールです。薬草リキュールは砂糖とか糖分が添加されているので甘いのが特徴です。

シャルトリューズには定番として2つの種類があります。”ヴェール”とジョーヌ”です。お酒やラベルの色から

”緑やグリーン(ヴェール)”
”黄色やイエロー(ジョーヌ)”

と色で注文するのも一般的です。

その中でもハーブ系リキュールといわれるシャルトリューズは、グリーンはミントっぽいハーブ系の味わいです。イエローのは、はちみつっぽいグリーンよりも甘く感じるリキュールです。

では今回は青山一丁目でバーテンダーを7年やっている私”ケイジ”がシャルトリューズの飲み方から注文の仕方などを丁寧に解説していきます。

どんな人にシャルトリューズはお勧めなのか?

シャルトリューズのジョーヌ

花や薬草のハーブ系のお酒なので男性より女性の方が好まれます。男性によっては臭いがどうしても芳香剤のように感じる方もいて苦手な人もいます。そうい意味でも女性によりお勧めです。

しかし一般の女性はこのお酒をほとんどの方が知りませんので、バーに女性を連れていった時は率先してあなたが頼むといいでしょう。そして女性にも少し飲ませてあげてシャルトリューズとその飲み方を教えてあげてください。なにより女性にお勧めなお酒ですから。ではどのようにバーテンダーに注文するかを飲み方と合わせて紹介いたします。

シャルトリューズのバーでの注文の仕方の例

シャルトリューズを注ぐ

バーテンダー「ご注文はおきまりでしょうか?」
私「シャルトリューズのグリーン(緑)で」
バーテンダー「かしこまりました、飲み方はいかがされますか?」
私「トニック割でライム絞ってもらってもいいですか?」
バーテンダー「承知しました」

このように注文するといいでしょう、やり取りが面倒であれば一気飲み方を指定して言ってみてくさい。

バーテンダー「何にいたしましょうか?」
私「シャルトリューズのヴェールをトニック割で、ライム絞ってください」
バーテンダー「かしこまりました」

ヴェールやジョーヌと注文しても全然かまいません。ただ特にジョーヌは名前が覚えにくい事もあり、忘れるかもしれませんので、そういった場合は、イエローとかグリーンとかで注文した方がスマートです。

シャルトリューズのバーでの価格は?

800円~1500円くらいです。バーで頼む場合はそんなに高価なお酒というわけでもなく頼みやすいと思います。

シャルトリューズを食前の飲み方

ソーダ割りのシャルトリューズ

1杯目で飲むとしたら、シャルトリューズはグラスにソーダ割にして、ライムもしくはレモンを結構多めに絞っていれるといいです。これだと一杯目でもビールが苦手と言う方(特に女性)でもさわやかな風味が一杯目に最適な飲み方です

グリーンの方はハーブの味わいが強いので、それが苦手な人にはイエローのソーダ割の方が甘味は増しますがおすすめです。味にもう少し深みをもう加えたい方はトニックウォーターで飲むといいでしょう。トニックウォーター自体でも飲めるくらい甘いのでトニックウォーターで割る事で複雑味が増します。

シャルトリューズに合う料理は(食事中に)

フランスのリキュールなので、合わせるのであればフレンチですが基本的にリキュールは食後酒なので、料理とは合わせづらいです。

余談ですが、フレンチの料理人の方の中には香りづけにこのシャルトリューズを使いフランベ(香りづけをしながらアルコールをとばす事)で風味付けに使う料理人もいます。

シャルトリューズはあまり食事中に合うお酒ではありません。

シャルトリューズを食後の飲み方

お腹も膨れてもう一杯飲みたいときの飲み方、基本的にはストレートもしくはロックで飲みます。この飲み方が一番バーっぽい飲み方です。

ただしシャルトリューズはグリーンで55度 イエローは40度というアルコール度数でジンやウォッカと変わらない度数です。強いお酒が苦手な人はクラッシュアイスにそそぐともう少し飲みやすくなります。それでも強いと感じた方はバーテンダーに頼んでトニックかソーダを少し足してもらうのがいいでしょう。

ストレートでシャルトリューズを注文した後にも、バーテンダーは気軽に対応してくれますので「強い」と思ったら途中で、ソーダを足すのもありです。(ただし、お店によっては別料金をとられる場合もあります)

その時は「今日は強く感じるなー」とか、「ちょっと強かった」と素直に言ってバーテンダーに頼みましょう。バーテンダーは基本なんでも受けつけてくれるものですので、シャルトリューズに以外のお酒でも相談してみるといいでしょう。

シャルトリューズの種類は?

最もスタンダードなものはジョーヌとヴェールですが、そのジョーヌとヴェールにもさらにワンランク上の種類があります。

それはVEPといい”シャルトリューズのイエローのVEP”、”シャルトリューズのグリーンのVEP”という具合に各々あります。VEPとの違いは熟成年数です。スタンダード3年以上熟成でVEP8年~12年熟成されたものです。

またジョーヌとヴェール以外にも

エリクシル・ヴェジェタル

原始的な製法で作られており、昔のオリジナルのシャルトリューズに近いもの。香りがかなり強くアルコール度数も高い。植物の霊薬なんて意味です。

ナインス・センティネアー
ヴェールとジョーヌの間くらいの味です。

といった種類がありますが、バーではそこまでなじみのあるお酒ではありませんので、ジョーヌとヴェールがスタンダードなシャルトリューズになります。

最後に

シャルトリューズのビン

いかがでしたか?シャルトリューズはフランスの修道院で作られていた歴史のあるリキュールです。もし女性と来たときはそんな事も言いながらシャルトリューズを飲んでみるのもいいかもしれませんね。今日記事で書いた飲み方を教えてあげてみてくださいね。きっと女性に喜ばれますよ!

今後もこのようなリキュールなどの飲み方を取り上げていくのでお楽しみに!

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